娘ちゃんの中学受験奮闘記

中学受験に向かっていく家族の様子と将来のキャリアをどう考えているかをご紹介いたします。

困りごと①娘の理解度がわからない

こんにちはサラリーマン馬車馬35です。

今日は塾に通い始めて最初に感じた不安・困りごとを紹介したいと思います。

 

娘の理解度がわからない

塾に通いだして一番に思ったことは娘が授業を理解しているかがわからないということでした。中学受験の学年は2月から始まりますので3年生の授業は実際には2年生の3学期から始まります。他のお子さんとは違いがあるかもしれませんが、私の感覚では娘が理解しているかどうかというのは全くわかりませんでした。

教科によっても違いあります。算数の計算などであれば途中の式や答えを見れば理解できているかどうかはわかります。一方国語の理解度は本当に把握しづらかった記憶があります。

通常の授業の問題や年に6回実施される公開模試で間違えた部分を復習する「テスト直し」でもなぜ間違えたのか(なぜその選択肢を選んだのか)を説明することも出来ませんし、答えを説明してもわかっているように見えません。

こういう時はどうしたらいいのだろうと悩んでいたので、塾の先生に相談することにしました。

そこで言われたことはお困りごと何でも相談や質問してきてください、ということでした。塾生の子供が質問するのはもちろんOKですが、親の疑問もどんどん聞いてくれていいとのことでした。今考えればごく普通のことでありますが、自身が塾に通っているときに親が塾に質問をしているなんて知ったら恥ずかしいと思ったでしょうし、そのことを知ったら絶対にやめてくれと言っていたに違いありません。

ただ、私が塾に通っていたのも中一からですし、小学2~4年生くらいであれば親が塾の先生に質問することに対しても抵抗も少ないと思います。(5~6年になるとまた違ってくるのかもしれませんが、現時点では未知数です)

 

高校生の時、同級生の国語力が何故か高かった

ここで話を変えます。

私が高校生の時、高校入学後にあまり勉強をしていない同級生がいました。

彼は勉強をあまりしていないので実力テストで数学の点数が低かったのに対し、なぜか国語の点数は高かったのです。その時はもともと国語の力(読解力など)があって、いわゆる才能で点数をとっていたと思っていたのですが、20~30年たってやっと謎が解けたと考えております。

彼は中学受験を経験しており、入試の結果私立中学には入学せずに公立中学に進学して、その後私と同じ公立の高校に入学しました。

中学受験の塾では文章の読み方、読解の方法をしっかり教えてもらえます。単にテクニックだけではないものです。簡単な例を挙げると、『物語文では「出来事」があって、それに対する「心情」があり、その後「行動」を起こすと言った流れがある』といったものです。

私が聞いていなかった可能性もありますが、学校ではこのような読み方を教えてくれた先生は一人もいませんでした。受験経験がある親御さんからすると今更何を、と感じるようなことですが、それを知らない私には驚きの出来事でした。

つまり、高校時代の同級生の彼は中学受験のための勉強で培った国語力で高校の国語のテストに立ち向かっていたのだと気づき、中学受験用の塾では文章の読解力を身に着けることができるのだと思いました。

 

話は娘の理解度に戻しまして

話題が私の高校時代の同級生のもに飛んでしまいましたが、もともとの話題の娘の理解度につきまして私が行きついた結論としましては、塾の言うとおりに勉強するのが一番いいということです。

なまじ大学受験やその他資格試験を経験しているせいで、自分の勉強法や経験を伝えたくなります。しかしただのサラリーマンの私より塾の先生の方がずっと小学生に勉強を教えることにたけているのです。

このような当たり前のことに気づくにも時間がかかってしまったことを反省しました。もちろん塾にお任せにするのではなく、娘側の立場になり一緒にわからないところを探すことが大切なのだと感じました。

塾の宿題が少ない時などは市販のテキストを買って解かせたりしたくなりますが、時間がある時は塾のテキストで理解が足りない箇所、漢字の学習を繰り返しするようにしております。うちの娘にはこのやり方が比較的合っていたようで、3年生の公開模試の偏差値に比べて4年生の偏差値は少し上がりました。

具体的な偏差値の推移などはこのブログ内でもそのうちご紹介できればと思います。

 

今後の課題

塾の仰せの通りに頑張っていくというスタイルで行くとして、今娘の課題は先生に質問しに行くことを嫌がるということです。私たち夫婦で教えられることもありますが、正確な考え方やその答えになる理由まで教えられない問題もあります。そういった時に先生に聞いてきて、と言ってもなかなか聞きに行くことができません。年齢とともに出来るようになるかもしませんが、今思いつく娘の課題点は自分から先生にコミュニケーションをとりに行くということだと考えています。

今後もこの課題に対して変化があれば今後ご紹介できれば幸いです。

本日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。