娘ちゃんの中学受験奮闘記

中学受験に向かっていく家族の様子と将来のキャリアをどう考えているかをご紹介いたします。

中学受験向け塾に通いだすベストなタイミングは?

こんばんは。サラリーマン馬車馬35です。

今日は中学受験をするにあたりいつ塾に通い始めるのがいいか、という問題について個人的な考えを紹介したいと思います。

まず塾に通い始める時期としては4年生が標準だと思われます。

その中で3年生から塾通いをしたうちの娘は入る時期としてはどうだったかというと、現時点では正解だったと思います。

なぜかと言うと、娘は新しい環境に馴染むのに時間がかかるタイプだと感じることが多々あるからです。もちろん今は4年生なのでこのあと3年生から始めたことで息切れしてしまった、ということになるかもしれませんので、あくまで現時点ではよかったと思うと言った感覚です。

娘が塾に入るまでは塾での授業時間や家庭での勉強時間に適正な基準はあるのかと思いましたが、娘や周囲の子供を見ていると勉強量は多ければ多い方がいいのではと思っています。

時間あたりの成果はそれぞれの子供によってちがいがあるものの、基本的に学力は勉強時間に比例するとして、あとは子供がどれくらいの勉強時間まで苦痛なくできるかが問題になってくるのではないでしょうか。馬渕教室の3,4年生では通常授業に加えて最難関特訓、灘特訓など日曜日に実施される授業があります。受講するには資格が必要で公開模試の『算数』の過去2もしくは3回の平均(正確には加重がかけられる平均)が55以上で最難関特訓、63以上で灘特訓に参加できます。

1クール4回の授業があり、通常授業より2〜3ヶ月進んだ内容のものを学びます。難易度も通常授業より高いものです。公開テストでの偏差値で55以上の選抜式でもあるので通常授業より難しいことは当然ではあります。最難関特訓では日曜のAMに算数と国語の2コマでどちらもテストをしてその解説をするというものでした。うちの娘は40点ほどの点数から始まりました。途中参加ということもあり全く習っていない問題も出ます。解説を聞いて理解する問題もあれば授業中に理解できなかった問題はのちに一緒に考えて教えるなどして復習をしました。ここでポイントとなるのは通常授業に加えて問題を解く機会が増えるということです。私個人の考え方として、ペーパーテストへの最大の対策は過去問を解いて同じ問題なら間違えないようにする事です。ということは、通常授業では講義+問題演習(+宿題)をして、さらに追加でやるということはそれだけ他の受験生に差をつけることになります。

上記のことより私の意見としては勉強量(問題を解く量)は多ければ多いほどがいいと思いますし、準備という観点で早めに受験勉強を始めることは受験合格にも有利だと考えられます。

ただ注意点としては、本人がやりたいと思えるかどうかです。私立中学に入った方が子供の幸せにつながると考え、子供のためを思って勉強をするように言ったとしても本人の気持ちがついてこないと理解度も上がらないですし、長続きしないでしょう。

まだ幼い子供に興味を持ってもらうには、学校見学に行くなり、興味のあるダンスや鉄道やスポーツなどの部活動がある学校のことを調べてみるなどいろいろおぜん立てはできると思いますが、それに加えて大事なのは子供と一緒に問題を解くということではないかと思います。うちの娘の話になり恐縮ですが、やりだすとそれなりに集中するようなったのですが(最初は集中も短かったです)、やり始めるまでは時間がかかる子です。そこで娘の横で同じ問題を解きだすと一緒に勉強を始めます。娘の特性として負けず嫌いという性格を知っているからこその方法ではありますが、その子に合った方法を見つけることが大事であり、子供によって違うというところが本当に難しいことなんだなと感じた2年間でした。

塾の先生も4年生くらいまではある程度素直に勉強するが、5年生くらいから「なんで勉強ばかりしないといけないのか?」と反抗してくるようになる子も多いとお聞きしました。今までのやり方でうまくいかなくなった場合は、その時の娘にとってどうすればいいかのを悩みながらも考えていこうと思います。

今日もありがとうございました。