娘ちゃんの中学受験奮闘記

中学受験に向かっていく家族の様子と将来のキャリアをどう考えているかをご紹介いたします。

第6回公開模試、感想②【社会】

こんにちは。サラリーマン馬車馬35です。

今日は昨日に引き続き1/22実施の第6回の公開模試について紹介させいただきたいと思います。

今回のテストでは主に都道府県の特徴についての問題が出題されました。

宿題で何度もやった都道府県名についての問題も出題されました。「山」や「島」などの特定の漢字が入っている都道府県はどこかといったものですね。

中学受験をしていない私からするとこのような類の問題を解けることが中学受験の合格につながるのかピンとこないのですが、47しかない都道府県なのでこれは覚えてしまえばいいだけの問題です。

次に都道府県の特徴については、地形的な問題、農産物・漁業や気温(雨温図)などに関しての問題がよく出題されます。

大人からすると一般常識にも近いものでもあるので比較的なじみのあるものですが、子供からするとどこで何が作られているかなど知らないものです。単純に覚えていくのもなかなか難しいものなので、なぜその土地ではその農作物が作られているのか、もしくはそれを作らざるを得ないのかなどを説明するとまだ覚えやすいみたいです。

あとは時間の無駄だと言われるかもしませんが、うちではやはり桃鉄をやることで娘は楽しみながらその土地土地の特徴を覚えていっています。

社会に関して言えば、記憶科目のようなイメージも強いですがその中でも地理はある程度理論をもとに答えを導き出すことも多いと感じています。

中学受験の合格はをGOALではなくあくまで通過点として考えた場合、この社会の勉強は何につながっているのかということを考えてみましょう。

大学受験や就職活動でのSPIや面接での一般常識を問われる場合で役に立つのはもちろん、課題解決の「課題」を見つける練習になるのではと考えています。

山口周氏のように現代はかなりのレベルで満たされており、課題を見つけること自体が難しくなっているという方もいらっしゃいますが、企業の基本的活動の源は顧客や社会の問題解決ではないでしょうか。課題というのはAs-isとto-beのGAPであるため、まず現状分析することが大切であり、現状がなぜそうなっているかを知る必要があります。そういった観点で言うと、なぜ沖縄では稲作があまり盛んではないのか?とか瀬戸内気候では柑橘類が栽培される理由は?など理屈にもとに考える習性を身に着けることができればそれは社会人でも役に立つ能力につながっていくと思います。

だからこそ記憶も大切ですが、なぜそうなっているかを娘と一緒に考える事で将来解決すべき「課題」を見つける練習になればと考えております。

娘が社会人になるころには今とは全然違う世の中になっているかもしれませんが、一つずつ成長できるように各科目の意味を考えられればいいなと一人で勝手に考えております。

今日も最後までお付き合いありがとうございました。